脱ステロイドのことを考える前に、アトピーの症状についておさらいしてみましょう。
アトピーはアレルギー反応と関係している皮膚の湿疹症状であり、アトピーという名称は不特定の場所という意味をあらわすギリシャ語のアトポスから来ています。
アトピーには、シーズン性があるとされていて、夏にひどくなる人もいれば、冬ににひどくなる人もいます。
冬に悪化するタイプは、寒くなると肌が乾燥しやすくなるせいで、他の季節よりもかゆみが強くなります。
春になって温度が上がり、汗をかくことで肌に潤いが出はじめると、だんだんかゆみがやわらぎます。
夏に悪化するタイプは、汗の刺激になってかゆみが強くなります。また、夏は細菌が増えやすくなるので、細菌による皮膚の炎症が進行すればそれにともなってかゆみも強くなります。
アトピーで一番苦しい症状はかゆみだとされており、むずがゆさを我慢することができず皮膚をかきむしってしまい、出血することも珍しくはありません。このかゆみを抑えるためにステロイド剤が利用されますが、副作用も多く脱ステロイドを考える人が増えています。ただし、子供の頃から長く治療を続けている人は、なかなか脱ステロイドが難しくなるでしょう。
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